絶対にウィーン国際空港では換金してはいけない戦い
まさか空港にある換金所でボッタクリなんてないだろうとタカをくくっていました。
やられました。
いかれました。
とりあえず結論を先に書いておきます。
計算すると1ユーロ180円です。
ホント気をつけてください。
では証拠写真。

見えますかね?
5万円換金して279.41ユーロです。
1ユーロ、178.95円というとんでもない数字が叩き出されました。
換金所でのレートの計算方法は?
よく海外へ行くと換金するところにレートが出ていると思います。
正確に言うとレートは0,0068です。
仮に5万円換金するとしたら、
50,000×0.0068
です。
計算結果は、340となります。
要するに、5万円換金したら340ユーロになりますよってことです。
これだと、1ユーロは、147円になります。
これでもとんでもない暴利を貪ることになります。
このときのレートは、1ユーロ約122円でした。
147円と122円の差はなんなんでしょうか?
それは、換金所の手数料です。
換金所の手数料にやられてはいけない
手数料は英語でコミッションって、グーグル翻訳は言います。
しかし、換金所では場合、スプレッドって言います。
為替の手数料はスプレッドです。
147円と122円の差は25円です。
換金所は、この25円で利益を出しているわけです。
為替の場合、スプレッドは厳密には、売価と買値の差ということになりますが、換金するだけならこだわらなくて良いでしょう。
スプレッドです。
これを機に覚えておきましょう。
「How much is the spread?」
なんなら、「ハウマッチスプレッド!?」
で、OKです。
上のレシートを見ると、もう一つ手数料がかかっています。
Comm.60.59ユーロってやつです。
そうです。
Commは言うまでもなく、コミッション(手数料)です。
スプレッドとコミッション、手数料の二重取りしてやがります。
だいぶ前に計算しましたよね?
340ユーロからさらに60.59ユーロを引くと、最終換金価格の279.41ユーロになります。
ひとまず、注意喚起はこれでおしまい。
ここまでで言いたいことは終了です。
ここからは、興味がある人だけ、見ていきましょう。
なぜこんな事になってしまったのか。
ANA直行便の到着時刻は早朝
羽田空港から約11時間のフライトを終え、早朝にウィーン空港に到着。
ウィーンは早朝だけど、実際は時差(日本マイナス8時間)があるので、
日本時間だと14時。真っ昼間です。でもウィーンは早朝です。
時差ボケとはまさにこのことです。
時差ボケとは、眠れるかどうかというより、脳みそが混乱することだと身を持って体験しました。
そんな状態で、久しぶりにヨーロッパに降り立って、さらにアウェイ感120%なので、
換金所でも、とりあえずイエスイエスと言っていたら、どえらい目に遭ったということです。
一応スタッフさんも確認してくれたと思うのですが、完全にアホでした。
念のため、僕の後から監禁していた方に、自分の換金が間違ってないのか確認する意味も込めて聞いてみると、同じく50,000円換金して279.41ユーロでした。
さらにその後の人に聞いてみても、「結構手数料しますね〜」と言うことでした。
みんなそんなに気にならないのかな。
そんなもんなのか!?
いや、絶対違う。
香港行ったときは、そんなべらぼうなレートと手数料ではなかった。
そんなこんなで、一瞬ウィーンが嫌いになりかけました笑
ウィーンやオーストリアを嫌いになってもおもしろくないので、とにかく前に進むしか無いと、アウェイの洗礼を受け止めて、先を急ぐことにしました。
でもやっぱり気になるので、オーストリアの換金事情をスマホでチェック。
確かに、オーストリアの空港では換金してはいけないという記事を発見。
でも、なぜ空港で換金してはいけないのかが書いてなかったので、僕が自分の失敗談を乗せてきっちりと注意喚起しておこうと思って書きました。
別途、旅の途中でオーストリアでユーロをお得にゲットできる方法も見つけたのでまたまとめておきます。