売上200万円を超えて見えてきたもの
ファッションアイテムは、冬はアウターやニットなど、夏のTシャツとは違い単価がある傾向にある。
さらに、冬はボーナス、クリスマス、お正月と財布の紐が緩みがちなとき。
つまり、ファッションバイヤーは冬場は売り上げが上がりやすいのだ。
そんな冬の時に、売り上げベース200万円を超えた。
この時点で僕は今メインで仕事をしているネットショップ運営を止めて独立することを決心した。
今思うと無謀だなぁと思うが、過去は変えられないし、前に進む時はいつもそんな感じだ。
ネットショップを運営のほうは、本格的に引き継ぎをしていった。
僕の大好きな言葉でもある、立つ鳥跡を濁さずをベースに、僕がいなくてもスムーズにことが運ぶようセットしていった。
2016年5月31日、僕は何度目だろうか、安定収入がない世界に戻ることとなった。
今までの収入ゼロ状態とは違い、今回はそれなりに売り上げを作っての独立だ。
不思議なことに、不安は全くなかった。
もちろん売り上げがゼロになり、収入ゼロになってしまう可能性もなくは無い。
しかし前回収入ゼロになった時に経験した、土木作業員での体験がここで生きてきた。
まぁ、なんとかなるでしょ!
なんとも短絡的な思考だが、根拠のない地震となって、不安にさいなまれることもなく、むしろ短絡的な思考がプラスに働いていたように思う。
奥さんのサポート(今では僕が奥さんのサポート)もあって、順調に売り上げを伸ばしていくことができた。
ついに自由を手に入れた!
でも、売り上げよりも良い時も嬉しかった事は、自分で自分の時間を自由に使えるようになったことだ。

できた時間を使って、世のため人のためなんて言う高尚なビジョンや理念があったわけではない。
とにかく、自分では無い誰かの時間を生きるのが嫌だった。
自分がやりたいようにできないのも嫌だった。
でも、自分の実力不足で自由に時間を使ってやりたいように生きることができていない自分が嫌だった。
この負のスパイラルから抜け出したことが何よりも嬉しかった。
前に、仕事を辞めて独立したときは、名ばかりの自由を手にした状態だった。
感染収入がゼロなので、確かに時間は自由というか、することがないだけだった。
今回は収入もある。
やって良し。トライして良い。
余談であり、いらぬおせっかいでもあるのだが、
今もしあなたが自分で何か事業を始めたいと思っているならば、すぐにでもやって良い。
やって良しだ。
僕のように収入がゼロになっても、今この記事を書いているということは僕は生きていると言うことだ。
まあ何とかなる。
なぜ何とかなるのか?
収入も貯蓄ゼロになると、命に危険が及ぶ。
住む家がなく食べるものがなくなってしまうからだ。
するとどうなるのか?
脳みそがうなりを上げてフル回転しだす。

僕が会社を辞めた後、それと、会社を潰した後、今まで2回収入ゼロと言うありえない状況に陥った。
そのたびに、脳みそがフル回転し、最悪の状況から脱却することができた。
「ストレスが創意工夫を生む」by ジョナス・ホッジス
僕が大好きな言葉。
ほんとその通り。
関連することばをもう一つ紹介。
「暗闇の中でジャンプ」by 見城徹
諸説ありますが僕は見城徹さんの書籍からこのことを知りました。
順番としては、暗闇の中でジャンプして、過度なストレスを受ける中で創意工夫する流れになるでしょう。
1度目の会社は、僕1人の会社で、取引先もなかったので言いますが、会社をつぶしても何も変わりません。
廃業手続きがめんどくさかったのと、会社潰すのにお金がかかるくらいです。
よく人が私を目前にして、自分の人生を振り返り、何に後悔するのかランキングで常に上位に来るのが、
もっとチャレンジしておけばよかった
もっと家族との時間を過ごしておけばよかった
仕事ばっかりしなければよかった
なんて事です。
決して有名人ではありませんが、先人たちが残してくれた言葉を心に留め、
チャレンジして、仕事ばっかりせず、家族との時間を増やすのを、一気に手にする事は可能です。
ポシャってもミスっても全て自分の血肉になるので、別に良いんじゃないでしょうか?
レッツチャレンジです♪