メルカリによって日本1億人総事業主化された
メルカリ価格に変化ありです。
メルカリ価格が相場価格にだいぶ寄ってますね。
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今日メルカリを徘徊しててビビった。。
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メルカリによって、個人が手軽に物販できるので、
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誰でも事業主っぽくなれる。
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ビジネスの民主化が進むなんて言ってたけど、もう民主化されてるわ。笑
素人さんが適当に価格つけてってのは今は昔。
2020年のコロナによって、メルカリで売る人も買う人も増えて、売買偏差値が急激に高まっているのを感じます。
新品価格をざっくり前と比較すると、
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メルカリ<Amazon<楽天
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が、
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Amazon<メルカリ<楽天
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になっています。
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メルカリ価格変動の原因2点
メルカリの価格が相場通りになりつつある原因は以下の2点に集約されます。
- 出品時の予想価格をメルカリが提案してくる。
- 個人のメルカリ偏差値が上がった。

出品時の予想価格をメルカリが提案してくる。
メルカリで1度でも出品を経験した人はわかると思います。
メルカリで出品しようとすると、出品しようとしているアイテムの相場が表示され、大体これぐらいなら売れますよという案内を自動でしてくれます。
これによって、相場が分からずに、とんでもない安い価格で販売していた人たちが激減しました。
メルカリで購入する旨味が減ったといえます。
メルカリで販売する側にとっては、この商品がいくらで一体売れるんだろうと言うことに頭を悩ませる必要がなくなったのでありがたい話ではあります。
逆に買う側にとっては、相場通りで買わされるので、宝探しのような面白さはなくなったと言えるでしょう。
個人のメルカリ偏差値が上がった。
個人がお手軽に不用品をメルカリで売って少しでもお金になればいいという考えだったのが、メルカリで出品して少しでも多く利益を取ろうという考えに移っています。
ある意味、メルカリもただの不用品をお金に変えるというレベルから、個人がビジネス感覚で利益を得ていくという感覚に変わっています。
売る側にとっては、良い方向に行っていると言えるでしょう。
なぜなら、高く売ることができるからです。

メルカリ値下げ文化は相変わらず時間と労力の無駄
さらに、売る側にとっても買う側にとってもめんどくさいのが、メルカリの値下げ文化です。
値下げ交渉で楽しいなんていう人がいますが、ウソでしょう。ただの時間の浪費です。
しかし、値下げ交渉がメルカリ文化になっているので、売り手は交渉ありきで値段を釣り上げた価格で出品します。
買う側としては1度交渉を入れてから買わないと、安い価格で買うことができないので一手間かかります。
一手間かけたくない人はアマゾンに行くか、そのまま高値で買うというチョイスを迫られます。
値段をざっと見ているとアマゾンの方がメルカリより安いです。
メルカリの手数料が10%なことを考えると、これからのメルカリは、交渉ありきで時間がある人が、交渉しつつ相場通りの価格(安くない)で買うことができるという媒体になっていくでしょう。
買う側にとってのメリットが価格面ではどんどんなくなっていくので、結局アマゾンが独り勝ちしていくんじゃないかと予想してます。
売る側にとってメルカリはユーザ数が多いが故にまだまだ有効な媒体です。
価格が平均化していくのでこれからはショップの見せ方、写真の統一感などが重要になってくるでしょう。
メルカリと大きな差が空いているとは言え、ライバルのラクマも、手数料が6%に上がるので、売り手にとっての手数料の差はなくなっていきます。
4%はデカイですがね。
とはいえ、ユーザ数や使い勝手が圧倒的に良いメルカリが残ります。
ただし仕入先としてのメルカリの力は減少傾向にあります。
出せば売れるメルカリをうまく使って利益を上げることができる流れになっていくでしょう。

メルカリ価格が平均化した後の世界
どんな媒体でもそうですが、常に変化は求められます。
考え方は、新品と中古に分かれますが、新品に関しては結局どこが安くなるかというと圧倒的にアマゾン1択になるでしょう。
アマゾン手数料はメルカリ以上に高いですが、めんどくささやシンプルさでアマゾン優勢です。
アプリの使いにくさはもちろん、同じ商品をいろんな店舗が売っていて、見え方もダブって見える楽天は、個人ビジネスを始めるには論外です。
楽天に関して言えば楽天経済圏の確保と、キャンペーンの打ち方のうまさによってまだまだ健在でしょうが、買い手にとっても売り手にとっても、厳しい状況になり、結局、利益は楽天本体が儲かるという今の構造が維持されることになっていくでしょう。
個人事業者が物販で取るべき戦略〜概念論〜
そんな中、個人物販業者がとるべき戦略としては、
いつの時代も安く買って高く売る。この基本原則を守りつつ、仕入先と売先をどこにするのかを見極めてやっていくことになるでしょう。
新品と中古に分けて考えていくとおのずと答えが見つかってくると思います。
日ごろから頭を回しておけば、ここで買ってここで売ればいいんじゃね?なんてことがふと思ったので、それをすかさず実行して検証し自分で体を動かして確認する以外に道はありません。
張り切っていきましょうね。
