無謀にも無計画に、思い切って会社を辞めた時に発生するであろうことを、僕の体験談を踏まえてお話ししつつ、失敗しないような提案をいたします。
会社を辞めようかやめまいか迷っている人はたくさんいます。
いざ、決心して会社を辞める人は多くはありません。
それでも少なからず、無謀にも無計画に会社を飛び出してしまう人が僕を含めて一定数います。
勇気と無謀は違います。
(ぼくは無謀の部類でした笑)
次の仕事も決まっていないまま、無計画に会社を辞めて起こり得ることはこんな感じです。
- 仕事がないので毎日途方に暮れる
- 仕事を探しに行くもプライドが邪魔して仕事を決められない
- 毎月固定の収入があることのありがたさが身に染みる
というところです。

それでは、こういった状況に陥らないために、こと前に準備しておくことを解説します。
- 会社からの固定収入があるうちに、副業で給料の額を上回る
- 次の仕事を決めてから会社を辞め、転職したら副業に勤しむ
- 失業保険を受け取っている間に次の仕事を決めて、副業に勤しむ
ではひとつひとつ見ていきましょう。
仕事がないので毎日途方に暮れる
途方に暮れるという言葉がこれほど似合うものなのかと、骨の髄まで染み渡ります。
いやほんと、会社という組織の中に入るのが嫌というだけで会社を飛び出してしまうと、途方に暮れることになります。
なぜなら、特にこれをやるということが決まっていないかつ、特にやりたいことがあって会社を辞めたわけではないので、ひとことで言うと「さて、これから何しよう」という状況に陥るのです。
これがいいか悪いかという話ではなく、単に社会の荒波に浮き輪も何もつけずに放り出されるような感じです。
そして、毎月決まった日に、振り込まれるはずの給料が振り込まれないことが、銀行の通帳を見て現実になった途端、「このままだと生きていけないじゃん。」という不安が現実のものになって押し寄せてくるのです。
こう書くと不安を煽るような感じですが、そんなことはありません。
現実の話です。笑
しかし!
ある意味、レールの上を走っている状況から逸脱したことで、これからの人生は真っ白なキャンパス状態です。
自分でどのようにでも作っていけるので、本質的なことをいうと希望しかないのです。
ただ収入がなくって不安という状況と、これからは自由だという現実とが入り混じっている状況です。
ただ、無計画に会社を辞めると、やることがなくて途方に暮れることになります。
仕事を探しに行くもプライドが邪魔して仕事を決められない
会社という組織が嫌で、無計画に会社を辞めたとしても、
自分で独立して仕事をしたいとか、何かしらの野望や希望があって止めていたり、はたまた本当に無計画で会社を辞めていたりいろんな状況があると思います。
ただ現実問題として、来月の家賃の支払い、食べる物を買うお金こういったことが必要になってきます。
0から1を稼ぎ出すには、早くて3か月〜6か月という時間が必要です。
なので、当面の収入を得る必要があります。
失業保険を受給できる場合は受給したらいいと思います。
失業保険も受給できないのであれば、仕事を早々に決める必要があります。
ここでプライドが邪魔してきますが、プライドについてはこの記ことをご参照下さいませ。

仕事を選ばないのであれば、日本には仕事がたくさんあるので決めることもできるでしょうが、
会社という組織が嫌で飛び出ている場合は、仕事を選ぶということになってくると思います。
ただ、早々に収入が必要なのであれば、ここは心を鬼にして、どんな仕事でもやって絶対に這い上がってやるぜという心意気で臨むと良いと思います。
というか、収入がないという危機感から、もはやそんなことはどうでもよくなっているような気もしますが。笑
毎月固定の収入があることのありがたさが身に染みる
毎年振り込まれるはずの給料が、銀行の口座を見て振り込まれていないことを目の当たりにして初めて、毎月給料が会社から振り込まれることのありがたさが身にしみます。
しかし、毎月給料を得ることが安定なのかというと僕は違うと思います。
安定というのは、自ら仕事を見出して収入を得て稼ぐことができる状態が安定だと思っていますので、何も考えずにお金が振り込まれてくるというのはある意味危険な状態だと僕は認識しています。
このことを踏まえたとしても、やっぱり月々の収入があるというのは精神的安定をもたらしますし、逆に固定の収入がない状態で副業に取り組んだとしても、どっちつかずになり本業も副業もどっちもポシャってしまう可能性が高いです。

ここからは、今挙げたような状況に陥らないための方法をお伝えします。
- 会社からの固定収入があるうちに、副業で給料の額を上回る
- 次の仕事を決めてから会社を辞め、転職したら副業に勤しむ
- 失業保険を受け取っている間に次の仕事を決めて、副業に勤しむ
会社からの固定収入があるうちに、副業で給料の額を上回る
会社から給料を得ながら、副業の収入で給料が上回っておくというのが王道です。
会社にいる時間は無になって会社の仕事をして、定時に早々に退社し、副業に勤しむのです。
会社の仕事の時間副業に勤しむと、2つのことを同時に進めていく必要があり、会社の仕事がおろそかになるので、本業の時間と副業の時間を分けておくと良いと思います。
特にネットビジネスで副業する場合は、しばらくすると本業の収入を超えて行きます。
ネットビジネスの収入が、本業の収入を下回らない感覚をつかんだときに、会社を辞めて、自分のビジネスに集中するのが金銭的にも、精神的にも王道です。
次の仕事を決めてから会社を辞め、転職したら副業に勤しむ
どうしても今の会社が嫌な場合は、精神的に追い詰められる前にやめてしまうのも全然ありです。
その場合は次の仕事を決めてからやめましょう。
最近は有給休暇の取得に関してもキッチリしている会社が多いので、今の会社で有給を使いつつ、転職活動を進めていきましょう。
転職すると、今までと付き合う人がなると変わるので、組織になじめないとしてもしばらくは持つと思います。笑
この間に、副業を育てて、転職先での収入を、副業の収入が超えたら、会社を辞めて自分のビジネスに集中するのです。
会社を簡単にやめてしまうことに、罪悪感を感じるかもしれません。
厳しいようですが、経営者サイドからすると、自分の会社に本気で向き合ってくれない従業員はやめてくれた方が良いのです。
そして会社からは一度「雇用した従業員を会社都合で辞めさせることができない」という日本の法律があるのです。
さらに、会社から降ってくる仕事というのは、別にあなたじゃなくても回るので、1人抜けたら1人補充したり、他の人が多少しわ寄せを被ったとしても、そのうち改善されて業務自体は変わっていくものなのです。
会社が大きければ多いほど、転籍も可能ですし、人はたくさんいます。
大手IT企業で人事部に所属していて、人員の調整会議に出ていた僕が言うのだからまぁ間違ってはいないでしょう(^^)
失業保険を受け取っている間に次の仕事を決めて、副業に勤しむ
もうどうしても今すぐ会社を辞めたい!
もう辞表も書いている!

という状況であれば、失業保険を受け取れるのであればすぐに辞めてしまうのも1つかもしれません。
精神的に追い詰められている状況であればやめてしまっても良いでしょう。
失業保険の申請はしっかりとやりましょう。
3か月から5か月間の失業保険受給期間の間に、次の仕事を決め、副業を育てるということを進めていきましょう。
就職期間が1年未満だった場合、失業保険の支給はありません。
就職期間が1年以上10年未満だった場合の所定給付日数は90日、10年以上20年未満だった場合は120日、20年以上だった場合は150日となります。
(2019年8月現在)
優先度からすると、副業で0から1を生み出す難易度より、次の仕事を探す難易度の方が低いです。
まずは次の就職先を探し、固定の収入を得ながら副業を育てるという方向でいきましょう。
就職といってもアルバイトでも、パートでも、派遣社員でもなんでもいいと思います。
正社員でもいいと思いますし、そこは仕事で収入が得られるのであれば何でもいいと思います。
まとめ
まとめると、無計画に、無謀にも会社を辞めてしまった、金銭的にも、精神的にも追い詰められて途方に暮れてしまいます。
しかし、途方に暮れるというのは悲観的でもあり、これから先の自由を保障する希望的なことでもあります。
そこを忘れずに、どうせならばサラリーマンから、自分のビジネスを持つビジネスオーナーに転身するための王道をいきましょう。
王道とは、会社員で固定の収入を得ているうちに、自分のビジネスを育て、自分のビジネスでの収入が会社から得られる収入を上回るのを確認して会社を辞めましょうということでした。
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簡単にではありますがその辺のストーリーにも触れています。
王道ではないので、マネすることはお勧めしません笑
では、これからも良い時間をお過ごし下さいませ♪