なぜ僕が独立することを選んだのか
学生の頃は、 単純に
独立ってかっこいいじゃん。
社長ってなんかすごい。
独立して社長になったらなんかかっこよくてすごそう。
こんな幼稚な考えが動機です。笑
今思うと馬鹿だなぁって思いますが、この動機がなかったら独立して社長にもなっていなかったと言うのも事実。
月並みですが、夢を持つっていうのは結構効果あるって思ってたりします。
その後、独立を選んだのは、いくつか理由があります。
このまま会社に拘束され続けて、俺は死ぬときに後悔なく死ぬことができるんだろうか
ズバリ言うと、毎週5日、1日の3分の1以上の時間を拘束されるのから脱却したかったからです。
新卒で入った会社はITシステムの会社でした。
朝10時から夜8時まで拘束されるのがとにかく疑問でした。
新入社員はコピーからっていうのはホントでした。
コピー機の操作をするたびに、「ITの会社なんやから自動化せえよ。。」って自分ではできないくせに思ってました。
依頼者である上司に口には出しませんでしたが、「こんなしょうもないことお前がやれや」ってずっと思ってました。
基本的に偉そうにしてたと思います。
僕が上司なら、絶対嫌な若造社員だったと思います。
大規模なチームだったので、 1ヵ月単位で単純作業が続く時もあります。
いつも頭にあったのは、
- 「この単純作業を繰り返す日々を送っていて、僕の人生は好転するんだろうか。」
- 「このまま、社内だけでしか通用しない人材で終わるのは嫌だ。」
- 「いややったらやめたらいいやん。」
- 「でも辞めると収入がなくなるので生きていけないんじゃないか?」
こんな考えがいつも頭の中をぐるぐる回ってました。
その後、上司とトラブったときに決意して会社を辞めるんですが、それはまた別の話で。
死ぬときに後悔したくない
これ系の本、記事、話は多々あります。
だいたいどの本も同じような内容なので、1冊から引用します。
終末期医療の専門家である著者が、
1000人を越す患者たちの吐露した「やり残したこと」を25に集約して紹介したものです。
トップ10を引用してみてみます。
- 第10位 健康を大切にしなかったこと
- 第9位 感情に振り回された一生を過ごしたこと
- 第8位 仕事ばかりだったこと
- 第7位 子どもを育てなかったこと
- 第6位 タバコを止めなかったこと
- 第5位 行きたい場所に行かなかったこと
- 第4位 自分のやりたいことをやらなかったこと
- 第3位 自分の生きた証を残さなかったこと
- 第2位 美味しいものを食べておかなかったこと
- 第1位 愛する人に「ありがとう」と伝えなかったこと
トップ10を見ながら、思うことを述べます。
中でも僕の独立と関係するのは、
- 第8位 仕事ばかりだったこと
- 第7位 子どもを育てなかったこと
- 第5位 行きたい場所に行かなかったこと
- 第4位 自分のやりたいことをやらなかったこと
かな〜。
第10位 健康を大切にしなかったこと
もっと上位かなって思ってました。
健康。
長生きするってよりかは、体がバリバリ動く間にハイパフォーマンスを維持すると言うイメージです。
と、病気になる前の予防。
「四十超えたら、毎年人間ドックで検査してもらえ」
この言葉は重く受け止めています。
第9位 感情に振り回された一生を過ごしたこと
ちょっと僕には早いんかな。
現段階ではあまり刺さりません。
第8位 仕事ばかりだったこと
まさに人生の3分の1を会社に使っていいのかなってところです。
会社が、生きがいであり、自分の目標であり夢であれば良いんでしょうが、僕は違ったということです。
第7位 子どもを育てなかったこと
子どもが好き勝手やっていくまでは、たくさん時間を共にしたい。
って思ってました。
僕には小学生の娘と息子がいます。
学校へ帰ってくるより先に僕が家にいるので、夕方は遊びに行ったり図書館に行ったりと、子どもたちと長く時間を過ごしているので実現できているんじゃないでしょうか。
今も幸せですが、この先もっと幸せを噛みしめることになると思います。
第6位 タバコを止めなかったこと
タバコ吸わないので圏外。
第5位 行きたい場所に行かなかったこと
旅行が好きなので国内外問わずちょこちょこ行ってます。
行きたいところには積極的にフットワーク軽く行きたいもんです。
どれくらいちょこちょこ旅行に行っているかは、ANA、JALともに上級会員、マリオットホテルのプラチナステータスを獲得するくらいです。
第4位 自分のやりたいことをやらなかったこと
独立して良かったポイントです。
自分の好き勝手やってます。
後は、自分のマインドブロックによってできてないところ。
自分との戦いになってます。
第3位 自分の生きた証を残さなかったこと
あまり僕には刺さらなかったのは、
今この瞬間に、子どもたちとたくさんの時間を過ごしているからかもしれません。
後ろ姿を少し見てくれたらいいやって思ってます。
第2位 美味しいものを食べておかなかったこと
そうなんだーって感じです。
実際にものが食べられなくなったり、味覚がわからなくなると実感できそう。
第1位 愛する人に「ありがとう」と伝えなかったこと
特に親、家族、お世話になった人ですかね〜。
日頃から感謝の思いを言葉に。
まとめ
上の死ぬときに後悔したくない10の項目から心底刺さる項目があれば、今一度、自分の状況を見つめ直して欲しいです。
後悔しない人生を生きるのは、勇気を出して行動する。
ってことじゃないですかね。
良くないのは何もしないこと。
よろしくです。